あいみょん:New Year Starters 2022

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あいみょん:New Year Starters 2022

「みんなが目いっぱい太陽を浴びて外を歩けるような一年になったらいいなと思い、リズムに身体が乗っ取られるような楽曲を選びました」。あいみょんは新たな年を迎えるにあたり、Apple Musicのためにプレイリストを作成してくれた。「テーマは『リズムに歩幅を合わせて』。歩幅って、すごく人の気分が見える気がするんです」。実際に家の中を歩きながらセレクトしたというあいみょん。聴いていると自然と口角が上がり、足取りが軽くなるような15曲が並んでいる。「私もよく曲のBPMに合わせて歩幅を大きくしたり、小さくしたりするんですけど、そうすると主人公になったようで楽しくなれる。そんな気持ちで聴いてもらえたらなと思って選んでみました」。以下、あいみょんに自ら選んだいくつかの曲を解説してもらおう。あいみょん「愛を知るまでは」この曲を書いた22、23歳のころは、言葉を選ばずに言うとメジャーデビューしてから一番しんどかったなと思う時期でした。私は家族もすごくたくさんいて、友達も指で数えられるほどですけどいて、あと何に愛されてないのかなって思った時に、まだ音楽からの愛は知らへんなと思ったんです。当時の私は音楽からの愛が欲しいと思って“愛を知るまでは死ねない私なのだ”と歌ったんだと思います。あいみょん「ハート」私は曲を1回書き下ろしたら歌詞を変えないタイプなんですけど、この曲はなぜかしっくりこない部分がたくさんあって、レコーディング当日まで何度も書き直しました。“ハート”という形のこととか、もっと生活感を出したほうがいいかなとか、いろいろ考えましたね。例えばアイラインのアイテム一つをとっても、リップなのかファンデーションなのかマスカラなのか、そのチョイスにすごく悩みました。絶妙なところ、いきたくて。平井 堅「言わない関係」平井 堅さんのアルバム『SENTIMENTALovers』が本当に大好きで、その中に入っている一曲です。すごく天気がいい日に窓を開けて開放感のある中で聴いていた記憶があります。始めのすごくハッピーな音だったり、“君も誰かに嘘ついたり 誰かを妬んだりするのかな”っていう歌詞もポップに歌われていて、元気出るなと思います。この曲選ぶ時に平井 堅さんにメールしたんですけど、「なんてマニアックな。うれしい」って返してくれました。浜田省吾「J.BOY」歩く前にこぶしが挙がる曲。新年一発に聴いたらやる気が出て、生きていけそう。浜田さんの楽曲にはサックスがたくさん使われていて、脳みそにガツンと音が刺さってくる感じがする。ほんまに痺れます。私はよく自分がライブする前に浜田さんのライブ映像を観るんですよ。すごく気合い入るんですよね。BENNIE K「弁慶&牛若丸」BENNIE Kはお父さんが大好きで、日本の女性アーティストの中で一番歌が上手だという話を小さいころから聞いていました。BENNIE Kの曲はどれもリズムが立っていて楽しくて、特にこの曲は聴きながら歩くと、かっこつけてターンしちゃいそうになる。お母さんとカラオケで一緒に歌ったのもすごく思い出に残っています。「私がCICOちゃんのラップ担当で!」とかやっていましたね。カルチャー・クラブ「カーマは気まぐれ」おばあちゃんが昔、カルチャー・クラブのカセットテープを私に譲ってくれて、今も大事に持っています。おうちの支度をする時にこの曲を聴くと気分が良くなるし、おてんば娘になった気がするんですよ。パンをくわえて「学校行かなきゃ、遅刻、遅刻!」みたいな。聴きながら家事をして、もしドジってお皿割っちゃったりしても「あちゃー」で終われそう。この曲聴きながら歩いていると、ほんまに運命の人と道の角でぶつかりそうな気持ちになります。

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